精神革命の必要性を思う |
豊かじゃないから、不安・心配・不足・不満があるから、思い通りにうまくいかないから、幸福社会じゃないから、豊かにしよう、不安・心配・不足・不満をなくそう、うまくいくようにしよう、幸福社会にしよう・・・・と、しているようだが、これでは全然ダメで、常識社会のドウドウ巡りと同じだと思う。 豊かじゃない人がいくら寄っても豊かな社会はできない。不安・心配・不足・不満のある人が、それを無くそうとしても無くならない。 幸福でない、豊かでない、不安・心配・不足・不満のある自分であることの自覚症状なく、良いことをやろうとする。実現しないのは当然。 今が、足りないと思っている、豊かじゃないと思っている、うまくいってないと思っている、そういう出発点こそが根本的欠陥だと思う。 こう言うと、「それじゃあ、理想社会を作れる人なんて、誰もいないじゃないか」と思うかもしれませんね。 ヤマギシズムで、10年20年30年やってきて、特講、研鑚学校、研鑚会、執われを無くす、観念の正常化、などの必要性は充分知っているつもりでも、日常生活を振り返ると、自分の精神状態の正常か否かには、殆ど興味・関心がなく、不健康な精神状態のままで社会を良くしよう良くしようと、害毒を振りまいているような実態が随分あると思う。 この運動は、社会革命であり、先ず自身の精神革命から始まることを改めて自覚したい。
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