BOOKS: 『SCIENZ(サイエンズ)』
研鑽科学(ヤマギシズム)について(2008.8.1)
「ヤマギシズム」という語は、もう既に使う必要がなくなったが、「ヤマギシズム」という語が使われている間(消滅し終わるまで)は、その語源を明らかにしておきたいと思う。
―― <山岸会養鶏法> ――
1 2 3 >> total 3p

Category: <山岸会養鶏法> | 2003.12.31 Wednesday 00:00

山岸会養鶏法

 表 紙 (画像)
 不況とは何ぞ (画像)
 本書は幸福の書 ――本書の手引・必読の文――
 本書に書かれてある通りを
 
 改定に当りて
 ヤマギシズム社会式養鶏法
              目    次
一 特 別 解 説
 1 本書を読みとり兼ねる人に
 2 この養鶏法を批判する人に
 3 現状に満足している人に
 4 頭の悪い人のために
 5 私が貧乏しているように誤解する人に
 6 山岸三号種について
二 総論 養鶏産業の重要性
三 事業態による分類と将来性
四 産業養鶏の分類
五 目的生産物から見た部門とその概要
 1 基 礎 養 鶏
 2 種 卵 養 鶏
 3 肉 用 養 鶏
 4 食 卵 養 鶏
六 本養鶏法の沿革
七 農業養鶏とは
八 農業養鶏には
 1 食卵養鶏が最適
 2 飼鶏の適合羽数
 3 鶏種は卵主交配種が有利
 4 鶏舎は大体平面屋内式とします
 5 育雛適期は春1回限りとする
 6 育雛設備について
 7 早期に乾燥屑米の無制限不断給餌とする
 8 緑     餌
 9 水
 10 餌付け40日迄の管理
 11 中 雛 管 理
 12 飼 料 の 問 題
 13 鶏の病気・寄生虫・悪癖等について
 14 産 卵 箱
 15 離 巣 檻
 16 鶏の外観による判定について
 17 鶏糞について
 18 其他の諸問題について
九 失敗の実例と其原因
十 養鶏成功の秘鍵、人生永遠の幸福の源泉 山岸会とは
十一 体 験 発 表
  私の歩んだ道..................前田英雄
  コクシジウムの治し方..........亀井正子
  とわに幸ある泉をくんで........関 重子
  目ずれなら....................松添しげ
  私のひとゝせの歩み............乾さと子
  鶏糞と増産....................柴田利雄
十二 結   び
          製図  岡本俊輔
          写真  山岸 映

Category: <山岸会養鶏法> | 2003.12.30 Tuesday 23:00

本 書 は 幸 福 の 書

−−−本書の手引・必読の文−−−

 本書は養鶏書と思って見るよりも、幸福の書として読む方が解りやすいです。
 又哲学書、或は知能テストの書とも云えましょう。

 人は皆幸福をねがって働いている事でしょうが、なぜ幸福が得られないのでしょう?。
 養鶏をするのも、センジつめると、幸福のためでありましょうのに、一時的には儲けても、後には損して止めたり、苦しい、不満の連続であったりして、総決算の結果は、不幸を積むために努力していたような事にもなります。

 それには出発に先きだって、真の幸福や、人生の正態を確かめ、本当の養鶏とはどんなものかを知っておく必要があります。
 ただ漫然と餌を与えるでなく、金銭上のみの採算でなく、もっと大きな有形・無形の大欲勘定をすることです。
 かような大算定の出来る頭のよい人は尠なく、たいていは何年か過ぎ、事が終ってから気付くか、それさえも知り得ない知能程度の人が多いようです。

 本養鶏法は、総合哲学から生まれたもので、哲学は数理科学を含め凡ての基本学であり、それにより人生を正しく見極めて行う養鶏であるから、本当の養鶏であり、永久を希う大欲養鶏であり、この養鶏が真から会得出来れば、政治・経済・社会・人生問題及其他凡てに相共通し、応用し万事を解決することも出来るのです。

 本書は、そうした素質のある人や、天才的知能を持つ非凡な人でも、三十回以上熱読しなければ判らないでしょう。
 養鶏するにも、かように根本問題から究明しなければならないし多忙な農家には、読むさえ容易でないと思いますが、これが解らないでは、永続する養鶏は成り立ちませんから、必ず理解することです。

 それでは、これを誰でもが理解するには、どうすればよいかと云う事になりますが、その方法は、研鑽会で一句一節づつをもらさず互に納得出来るまで研鑽することで、これによってこそ、日と共に進んでやまぬ、そして栄えて極まりない養鶏を営むことが出来、同時に、明るい、楽しい人生のあり方をも会得出来るのです。

 要するに、本書は養鶏する人に、真の大欲を起して頂きたい、そして単に鶏だけの儲けに終るのでなく、我々の切実に欲求する、真の幸福を得て頂きたいために出来たのであります。

 真の幸福・行詰りのない永遠の幸福は、断じて養鶏の一技術や方法の末に有るものでありません。本書を読まれる方に繰り返し申したい事は、本養鶏法は、唯今すぐに間にあいそうな技術とか方法に関する部分を、切り離して実施するなれば、必ずや詰りと不幸が、必然的に見舞う様に仕組まれてあるのですから、決して拾い読みしたり、走り読みしないで、全巻初めの序文から末尾の結びの文まで一字も余さず、繰り返しくり返し熟読して理解して頂くこと、そして必ず、研鑽会に於て輪読会を開き、お互同志が、徹底的に研鑽し合うべきことを、銘記して頂きたいのであります。

Category: <山岸会養鶏法> | 2003.12.30 Tuesday 22:00

本書に書かれてある通りを



  本 書 に 書 か れ て あ る 通 り を

   (序 文 か ら 結 び ま で、一 字 も 余 さ
    ず 全 部 を、何 回 も 熟 読 検 討 し)

  実 行 し て 下 さ る な ら ば 、 物 心

  両 面 共 に 満 足 し て 頂 き 、

  永 久 に 責 任 を 持 ち ま し ょ う 。

Category: <山岸会養鶏法> | 2003.12.30 Tuesday 21:00

 この一書を読んで下さったのみで、成功される方は、世にも稀な所謂、聖徳太子のような人か、何も知らない無批判的に実行する素人の方でしょう。
 私の書方、言い表し方のつたない事に因由するのでしょうが、今迄幾多の方々で、ある点迄は御出来になるが、常識や先入知識・経験が障害となって、全面的に盲従的に実施して下さる方は、御一人もありません。そして出来ていない点を指摘しますと、それ相当に言い譯をしなさる。結果は消極的損失を、日々積み重ねて居られるのです。
 深く根本理念を追究し、御自分の判断を織り込んで、実行される堅実型・賢人型(実はこの場合凡人)の方の成績は、理屈に無頓着で方法実践型の人の結果に劣るのです。ギャーシステイムは、学問・技術の集積であり、正確さに於いて答えに狂いがなく、3:1歯車の主軸を誰が廻しても、猿が廻しても、小ギャーは常に1に対して3回転するのです。本養鶏法は左様なものです。
 それから染め直しの人も困りもので、綺麗に仕上らないのです。抜け切れないものが有り、この点はよいが、之はどうも意にはまらない。自分の経営には不向きだとお考えになる事が既に邪道です。我を捨て白紙になって下さる事が、近道でしょう。くどい、もう解ったと云わずに、この序文だけは、終りまで、お読みになって下さい。

 そして又始め成功された方でも二・三年たつと、我が入ってきます。そして頭を打って、又戻って来る人が殆んどです。利巧そうな人程出戻り回数が多いです。「之は難しい、容易でない」とお気付きになる。この時が上昇点となります。理論を究めると甚だ奥が深く難しいが、併し方法は又実に易さしい養鶏法であることを御了承願い度いのです。
 私の性格は、実はそうではないのですが、事に当ると数理的に走り、自然界の歪みの良さを容れないために、殺風景で味がありません。私は私なりに労力 ・資本及び利子 ・生産機構 ・生活等実在値・無形値をも含めた、綜合計数点の一番高いものを狙ったものですが、数字を省き、精々通俗的に書いてみます。

      昭和二十八年十二月十五日
                          山岸 巳

Category: <山岸会養鶏法> | 2003.12.30 Tuesday 20:00

改定に当りて

 山岸式養鶏法は実に難かしくて、かつ又至って易さしい事は、序文にも述べている通りで、難しい道から入ろうとするならば、専門大学ぐらい出たとて、幾十年間、鶏と取り組んで自他ゆるす大家であっても、山岸養鶏独特の仕組みや、根本原理から真髄を会得せない限り、絶対に解ろう筈がありません。
 生れ乍らにして、特に優秀な頭脳の持ち主が、素直な態度で及、綜合哲学的に、専心究明に努力を傾倒されてこそ解釈出来ることで、相寄って来る多くの人々の結果から見て、その程度が判定されるのです。
 表べだけ真似て、半可通のチョイかしこ頭で、間口広く寄せ集め式変形養鶏をデッチ上げてみたところで、曲りくねった、均整のとれない、一貫性のない、使いものにならないものである事は当然で二流品はいくら並べても二流品に過ぎなく、むしろ下手な思案は止めて、云われるままに易さしい道を実行に移した方が効果的でしょう。
 山岸会養鶏の真髄は、育雛ではなくて、その後の老雌売却迄の長期間の微妙さにあり、養鶏を止めても、なおその後に残る大きな真目的にあるのです。
 有形物のみでなく、養鶏を通じて人生を識り、幸福社会の実現にあるのです。
 皮だけ持って行く人は実に欲の浅い人で、中身が肝腎であり、その栄養と味が真価です。

 私は誰でも手放しで、間違なしに、容易に成功し、責任の持てる育雛四十日迄と、それに附随する必要部分のみを発表し、後を出さないのは、それから後はいよいよ複雑に、ますます、難しくなり講習や書籍等では、活きて日々進歩し、動く業界には役立たず、損をさせては相済まないとする慎重さと、大儲され度いとする真の親切心からで、こんな難しい養鶏法でも、無経験で忙しい農家の人達が、失敗なく必ず成功する養鶏の仕方を知られると同時に、或はそれに先行して、養鶏する真目的を会得されるように仕向けているのです。
 それにもかかわらず、育雛四十日で後に寄って来ない人は、圧死させたり、バタリーに上げたり、苦労して損を齊らす柔鶏にして、自ら損する方向へと舵を向けます。
 本編ではそれを見兼ねて、中雛六十日迄を追加しましたが、日々の損益の岐れ目は、それから後にあるのですから、迷わず、疑わず本書に書かれてある通りを実行して下されば、物心両面共に満足して頂き、永久に責任を持ちましょう。
1 2 3 >> total 3p
▲ page top