BOOKS: 『SCIENZ(サイエンズ)』
研鑽科学(ヤマギシズム)について(2008.8.1)
「ヤマギシズム」という語は、もう既に使う必要がなくなったが、「ヤマギシズム」という語が使われている間(消滅し終わるまで)は、その語源を明らかにしておきたいと思う。
―― ことばと真理  ― 考える ことば ― ――

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Category: <山岸さんの声など> | 2009.05.13 Wednesday 18:00

ことばと真理  ― 考える ことば ―

・欲が小さい。余りにも欲が浅い。多くの人々は一体、何を得ようとしているのであろうか。
・養鶏が目的でない。幸福が目的である。
・物が有っても無くても、幸福である世界に住みたい。
・物の平等だけで、お互いむつみ合って行くことは出来ぬ。
・かつてA、B二つの養鶏家達のグループがあった、Aは物が平等に満ちたグループ。Bは物に於て不平等のグループであったが、
 Aは絶えず猜疑し合い、争い合った。
 Bは常に信じ合い、むつみ助け合った。これは、
 Aは普通の人々の集合に過ぎなんだが、
 Bにはたった一人、謙虚で神の如き人があったからである。
・誰か、きっかけを作る人がほしい。人のために、一番損をし、一番ただ働きをし、一番謙虚で、そして一番楽しむ人を。
・私は、神の有無については別に述べる。神というものが有りとするも、神によらなくとも、人間の知能によって、万人が望む幸福社会を実現し得る。
・この世には解らないものが甚だ多い。しかし、解らないことを、神で片付けるのは卑怯である。
・理想は、空想と違って実現出来得るものである。古往今来、すぐれた人々によって、理想は高く掲げられた。しかし幾千年を経ても、現実の世の中は、その理想に反するかに見える。これは理想の実現に、方法を以てしなかったからである。
・諦めでものを解決したくない。
・技術だけで研鑽会に来る人がある。欲の最も小さい人と云わねばならぬ。我々の養鶏法は、精神五〇、経営三〇、技術二〇であることを、知らないのであろうか。
・甘えてもいかぬ、甘えかしても悪い。
・私に後継者を作れと云う人がある。とんでもない。実は私一人で耐え切れぬのである。我々の養鶏法は、各自の持っているよいものを持ち寄って、創り上げていかねばならぬ。
・物欲で対したら必ず負ける。真理に即した智慧を以てすれば、常に不敗である。
・席順のゆずり合い、身分の上下、言葉づかいや、ことさらの儀礼に心せねばならぬ社会、こんな無駄ごとに心をくばる社会を無くしたい。
・人情的に―。私はこれを尊ぶ。
・遠慮は無駄ごとである。
・何でも云える仲になりたい。
・真に分り合うには、夜を徹して語り合うことである。万象眠る、ただ二人のみ、その中に覚めて語る。真に分らぬとゆうことはない。
1954.9.25 山岸式養鶏会会報二号より
 以上、折にふれて聴いたことを、記憶をたどって記したものであります。従って、御本人の御意志に反した表現があったり、全然間違った点もあろうと思います。これはすべて文章の私にあります。真を邪に聞くうつけ者を、ただ叱って頂きたいと思います。(山本英清 記)

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