BOOKS: 『SCIENZ(サイエンズ)』
研鑽科学(ヤマギシズム)について(2008.8.1)
「ヤマギシズム」という語は、もう既に使う必要がなくなったが、「ヤマギシズム」という語が使われている間(消滅し終わるまで)は、その語源を明らかにしておきたいと思う。
―― 二、真理から外れて、真果は得られない ――

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Category: <山岸養鶏の真髄> | 2003.10.31 Friday 23:49

二、真理から外れて、真果は得られない

 栗の実を稔らそうとするには、一個の本当の栗の実を土に捨て、芽がふき、根を張り、幹をのばし三年五年を待たねばなりません。実から直ぐに実が生まれるものでなく、小さい本物の実を得るためには、直接用のない枝葉迄繁らさねばなりません。
 この文章も実を急ぐ人には廻りくどいでしょうが、求められる物とは縁遠くて不必要に見える部分も根であり、枝葉、幹ですから、山岸養鶏の真髄を会得する上に、最も重要欠くことのできない条件として、気永に一句も余さず読み、且つ役立てて頂き度いです。そして枝にたわわに成り下がったからとて、木に攀じ、痛いイガに触れる無理しなく共、実は自然のままにはぜて手に帰するように、実を実を、利を利をと余り焦らなくとも--焦らない方が、労少なくてよい実が得られます。
 真髄さえ掴めばすべてが簡単に解り、一々手を下さなくとも、苦労しらずに、年毎に豊かな秋の稔りが満喫できます。
 物には順序があり、踏み外さない途を知ってから進むことで、この養鶏法では言われるまま、説かれるままに、自分の考えも皆と共に研究して練り直し、ただ一筋に素直に進むことが真髄です。
 自己断定で一足跳びに幼稚園から大学へ行こうとしたり、横道へ外れては失敗します。永久に続く、動かぬ真理の一本の途を、一歩一歩踏み締めて行くことで、この道こそ安全保証が出来ますし、責任を持って推奨するに足るものです。
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