BOOKS: 『SCIENZ(サイエンズ)』
研鑽科学(ヤマギシズム)について(2008.8.1)
「ヤマギシズム」という語は、もう既に使う必要がなくなったが、「ヤマギシズム」という語が使われている間(消滅し終わるまで)は、その語源を明らかにしておきたいと思う。
―― 「自分を知る」とは (研鑽会用解説) ――

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Category: < 精神革命 > | 2007.09.23 Sunday 10:30

「自分を知る」とは (研鑽会用解説)

「自分を知る」とは

誰もが、自分らしさを知り、自分らしさを発揮して生きたいものです。
もしも、不愉快や不満があったり、のびのび溌剌とした状態ではないとしたら、自分らしさを見失って、自分らしくない考えや行動をしていることに原因があるのかもしれません。
「自分を知る」には自分以外のものは要りません。外から取り込む必要はないのです。
今の自分をよく見て、ありのままを観察して調べていくことにより、何を、見て、聞いて、思い、考え、話しているか等々、自分そのものが鮮明に見えてきます。そうして、自分を見失わず、人と共に歩む、地に足の着いた自分を実現していくのです。

「自分を知るための研鑽会」

実際はどうなのか、本当はどうか、と、どこまでも観察し調べていく機会が研鑽会です。自分はこうなんだ、分かっている、ダメなんだ、なども一つのキメツケで、ありのままの自分を観察できません。
数人のワークショップ形式で話し合いますが、勉強や習い事の会ではなく、どこまでも自分で自分を観察し調べる機会です。個々で行うよりも自分を知ろうとする同じ目標の人の相互研鑽によって、反応し合い調べ合いながら、自分を見つけ出そうとするのが「自分を知るための研鑽会」です。

「自分を知るためのステップ」

○自分の感覚であるという自覚
 五感について  感覚全般について
 思い・考え・気持ち・心 と 感覚

日常生活の殆どが、自分の感覚器官で受け取り、自分なりの認識で捉えたもので行動しているということをじっくりと調べます。
そして、感覚や認識は、一人一人違うということをじっくりと調べます。

○五感+認識のメカニズム
 五感と認識で「実際がこうだ」となる?
 知識・経験で「実際を知った」となる?

人から教えられたり本で読んだ知識によって、事実や実際を知っているつもりになっている。人や物事についても断片的に見たり聞いたり体験したことによって、その人や物事を知ったつもりになっている。
事実や実際を本当に知っているといえるものは、どれだけあるだろうかと調べていくことにより、自分の頭の中の「知っているつもり」と、自分自身の実際とのギャップが見えてきます。そこが「自分を知る」始まりになります。

○事実そうなのか
   自分がそう思っているのか
 頭の中のことであるという自覚
 実際はどうかに関心が向く
 実際の自分を知る

自分の頭の中にあるものを一つ一つ紐解いていくことにより、ありのままの自分の状態が明らかになってきます。頭の中の状態が明らかになってくると、それと密接に繋がっているであろう喜怒哀楽の感情や心の動きや、自分の考え方や性格も明らかになってきます。
「自分はこうなんだ」と自分なりに捉えた自分ではなく、日常生活においても「自分の頭の中でどうなのだろう」「実際はどうなのだろう」と、分類して、自分や物事を観察し、調べることを愉しみながら、自分の持ち味・生き方を明らかにしていくスタートになるものです。
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