BOOKS: 『SCIENZ(サイエンズ)』
研鑽科学(ヤマギシズム)について(2008.8.1)
「ヤマギシズム」という語は、もう既に使う必要がなくなったが、「ヤマギシズム」という語が使われている間(消滅し終わるまで)は、その語源を明らかにしておきたいと思う。
―― 6.山岸会と山岸式養鶏会との関連 ――

<< 1.真実の世界 | main | 5.同調の人々と共に >>

Category: ヤマギシズム社会の実態 > まえことば | 2003.11.03 Monday 00:04

6.山岸会と山岸式養鶏会との関連

(1955.8.25.山岸式養鶏会は山岸会の一部門として山岸会養鶏部と改称)

 山岸会と、山岸式養鶏会とは、混同され易いが、既に会の趣旨に明示されています如く、山岸会はその趣旨に掲げている、理想社会を目指すもので、いろいろの立場から、いろいろの方法手段を以て、実現を図っているのです。
 商業からも、工業からも、学園・教育・宗教からも、官庁・政治面からも、社会事業等も勿論であり、農工生産面・消費面及び凡ゆる側からも、勤労職員も経営者も、子供も老人も、男女の別なく生ける者皆関連あり、何からでも、誰からでも方法手段を以て、理想社会を実現することが出来ます。
 山岸式養鶏会も、そうした目的達成のための一環として、それを具現化する役割をなすもので、養鶏そのものは、全体経済面の一小部分に過ぎず、社会構成の上からも、一般から見て関心は薄いのですが、こうした省みられない一隅からでも、社会全体を動かす始動力となることが出来るのです。
 本養鶏会は、ただ鶏を飼って、経営経済を良くするばかりが目的でなく、社会機構を革新し、社会気風を改善して、物心共に豊かな理想社会を創り、人類の幸福を最終目標としておりますから、技術の向上・普及、経営の協力と相互援助、共栄精神の具体化等、行動方向が皆その目標に集注し邪道へ外れないよう心掛け、機構・制度もそれに合致し、養鶏法そのものが、及び会そのものが、既に理想社会の縮図に組み立てられてあります。
 この養鶏法を間違いなく行ない、会の真目的に副って活動することが、即ち山岸会の趣旨を実践することになり、世界人類に幸福社会を齎すことになります。
 山岸式養鶏会は、山岸会の一つの組織体で、密接不離の関係にあり、単に養鶏のみ切り離して経済行為に終ることなく、自他の物的、精神的、繁栄に資するものです。
 云う人はあっても、行なう人は稀で、云う人が如何に多くても、行なえる人が多くならねば、画餅・口頭禅に終ります。
 私は会に対して特別の何物でもありません。ただの一会員です。至らない点について叱咤矯正して下さる事は、本当の親切だと有難く思います。
 そして真に実行出来る人々よ、同僚横の人として、堅く両手を繋ぎあって、邁進しようではありませんか。
 全世界人類の永遠に揺るぎなき
           真の幸福のために。
             1954. 11. 22.
▲ page top