BOOKS: 『SCIENZ(サイエンズ)』
研鑽科学(ヤマギシズム)について(2008.8.1)
「ヤマギシズム」という語は、もう既に使う必要がなくなったが、「ヤマギシズム」という語が使われている間(消滅し終わるまで)は、その語源を明らかにしておきたいと思う。
―― 金の要る人 要らない人 ――

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Category: < 世界革命 > | 2006.06.14 Wednesday 21:39

金の要る人 要らない人

 金の要る人(生きて行くには金が要ると思っている人)は、自分だけでなく、少なくとも今の社会で暮らすには、金の要らない人、なんて居ないと思っているようだ。
 ・ その人に金はなくても誰かの金の世話になっている筈だと・・・。
 ・ 乳幼児も、意識のない病人も、痴呆老人も、金の要る人だと・・・。
 ・ 野生動物や野良猫でなく、ペットなら金の要る犬・猫だと・・・。
 ・ たとえ、タダだよと言われても、誰かの金の世話になってるんだと・・・。
 何をしても、どこまでいっても、「金は要るものだ」という思いがつきまとう。
 つまり、その人の住んでる世界そのものが、「金の要る世界」になっている・・・。

 鈴鹿では、生活調整機関を解消して、個々の経済単位にしてみて、金の要る人、要らない人、が分かり易くなった。
 もうこれからは、生涯、個別家計でやっていくのかな?
 「財布一つ」とか面倒くさくなくて、個々でやる方が自由で楽なのかな?
 ヤマギシで長年、持たない暮らし・無所有生活・財布一つ等と、自分の意志でやっていても、「無所有一体が本当だ」と言っていても、「金の要る人」にとっては、ヤマギシでは要らなかったけど、ヤマギシを出たら金は要る・・・と。(ホントに、ヤマギシでは要らなかったのかな・・・?)
 ヤマギシ会は、革命・無所有・一体を棄て、仲良し会に堕ちつきそう。

 金の要る人は、自分に要る金は自分で持たないと不安。
 他はどうであれ、先ず自分の金だけは確保、それで一安心。
 多くの人が、そう思って家族の金、老後の金をと、個々に囲っている。
 持っていないと不安? 持っていると安心?

 時間あいてますか? ○○頼みたいんだけど・・・・。「オーケーいいよ!」
 車あいてますか? ○○に使いたいんだけど・・・。「オーケーいいよ!」
 お金ありますか? ○○に使いたいんだけど・・・。「オーケーいいよ!」
 基本的には、物も金も同質だけど、金のことになると、キュッと身がまえる人、硬くなる人があるみたいです。

 「一体が本当だ」とか「一体社会を目指している」と言っても、やはり自分の金がある人、自分の考えで囲う人はね・・・。
 金の要る人、自分の金のある人は、とことん一緒にやれないよね。とられる不安、減る心配あるしね・・・。
 「放してこそ豊か」「持たない豊かさ」ヤマギシ観念スローガンでなく、これ味わってる人ね。そういう人でこそ、一体社会やれるというもの。
 近頃、そういう人たくさん見かけるようになった。そうでない人も分かるようになった。
 金の要らない人の寄り場、話し合いの場、増えてきた。金の要らない人増えてきた。金の話も、し易くなった。なんでも言える。どこにでもある。いくらでもある。
 自分の金の要らない人、自分達の金というのもない人、分配・見返り・分け前などなど、とにかく自分(達)で囲うもの所有するものない人たちで、一体社会が始まる。


下記は、Z革命新聞(1958年)からの抜粋です。

経 済 革 命
 お金や券・符(チケット類)の一切要らない、「無所有」「共用」経済機構に革命する。
 資本主義体制にある日本国内各地に、なんでもタヾ(無代)でお金の一切要らない生活体がどんどん出来ている。
 ・・・・・・・・
 最も大切な空気よりお金などを大切に思うとは、事の矛盾に気がつかないだろうか?
 金なしで最も豊満にやって楽しく暮している村が現在各地に続出し、やがて世界中そうなることに何の不思議があろうか?
 一回の特講受講で、一切の金銭財物を持っている必要のないことに気付いた人々によって財布一つの村作りがあっちにもこっちにも拡がっていく。

社 会 革 命
 ・・・・・・・・
 金銭財物は勿論、何物も所有しない社会にするから、金持ちも貧乏人もない。宇宙にある物は、必要な者が必要なだけ、空気や水の如く用いることが出来るのである。
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 いかに各自に或はグループで持たないことが豊満であるかは、実行して初めてこれが本当だと分る。人と人との取り合いも無く、国と国の侵畧も起らない。守る囲いも武力も要らない、国境も無くなる日も近い。

 一人の反対者も無い世界政治のあり方を応用して、個々に財産を持つ必要の無い真に自由・平等の機構・制度を作って、やがて近く、村から、町から、日本中へと、いやが応でもあなたの身辺へと近づいているこの事態を前に、あなたの今やっていられることは、果して行き詰りの無い方向だろうか? 果して安全だろうか? 一日も早く、正か逆がを検べることが必要ではないか?
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 金の要らない社会の味はそこに生活した者でなければ分らない。個々に貯え守ることにキュウキュウとしている間に、金の要らない財布一つの村作りがどんどん進んでいる。
 Z革命はあなたの身辺に迫っている!
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